フィラリア強陽性 - 2009.10.25 Sun
アンジーのママさんから℡、「茨城の多頭飼いの子、とっても環境の悪い所に暮らして
るから連れに行ってこようと思ってるの。1度見に来ていただけないかしら?」と。
8月12日:仕事中、アンジーのママさんから℡、「今、茨城の帰りなの、車の後ろに乗ってるのよ。
2匹ともよい子にしてる! 臭いー!」と、弾んだ声。え~2匹!? 1匹じゃなかったの?
行ってみたら、姉妹でいたんだって。置いては来られなかったって。
8月16日:KAZ(夫)とアンジーへ いよいよご対面!!
相変わらず、所狭しと新しい家族との出会いを待っているワンたちがたくさん
いたいた、ブス姉妹ラブだ!大きい子と小柄な子
大きい方の子がちゃぼを見るなり、「ウ~ ワンッ」
「車で来たなら1匹連れて行って」とママさんのお言葉
じゃあとりあえず、ちゃぼに吠えなかった小柄な方の子をお預かりします。
8月17日:命名「まいる」

茨城の北の奥からはるばるやって来てくれたから、マイル数の「まいる」
いつでもニコニコでいてほしいから、スマイルの「まいる」
そして動物病院へ
やっぱりフィラリア陽性、しかも強陽性。いつ詰まるかわからない、
爆弾をかかえているようなものだと言われる。疥癬で肌もひどい・・・・
8月28日:まいるを返しにアンジーへ
凛を2年8ヶ月で、コトを1年7ヶ月で亡くした私達にはまいるの爆弾の命を受け止める
自信がなかった。そして大好きだったコトを亡くして落ち込んでいるちゃぼに
また近い将来、寂しい想いをさせられない。と決心して行ったのだけど、
どうしても置いて来れず・・・・
やっぱり もう家族だね
8月31日:なんとかまいるを助けたいよ
同じ病気の子の飼い主さんのブログを見つけ、参考にさせていただき、
藁をもすがる気持ちで、その子が手術をした動物病院へ℡をしてみる。
副院長がとても丁寧に応対してくださって予約を入れる。
9月 3日:初診
車で1時間半の動物病院へ
意外な展開 「まいるのこの状態なら手術できるよ。フィラリアを取りましょう。」と
院長のお言葉
9月10日:1回目の手術
頸動脈から長い鉗子を入れて行う、“フィラリア吊り上げ手術”
スタッフの方々もまいるも放射線を浴びながら行うとても危険で高い技術を要する手術。
11匹のフィラリアが取れる。

大成功 ひと安心 本当にありがとうございました。
まいる、よくがんばったね

亡き父の誕生日だった今日、まいるの新しい犬生の始まり、4歳の誕生日にしよう
9月19日:抜糸 毛が生えるの早いの! もうフサフサだよ

9月20日:フィラリア予防薬をショック止めと共に飲ませる
10月18日:フィラリア予防薬をショック止めなしで飲ませる
10月22日:夜散歩に行く前からまいるの息が荒い気がする。 元気がない。
夜フードもがっつかない。ぐったり。疲れたのかなぁ。
KAZ(夫)が仕事から帰宅しても玄関までお出迎えに行こうとしない。
これって普通じゃないよね。やな予感。とりあえず、24時間診療の動物病院へ。
「不整脈、心雑音、絶対安静」と言われ、鎮静剤を打っていただく。
10月23日:朝一でフィラリア吊り上げ手術をしていただいた動物病院へ

急性フィラリア症 前回の手術で取り切れていなかったフィラリアが心臓に落ちてきて
ショック状態を起こしているとのこと。
そのまま手術へ
前回同様、近くの公園で手術が終わるのを待っていると院長から℡が

「無事に成功しましたよ。いや~危なかったよ。ショックだね~。56匹も取れたよ」

エッ!? エ~!?
夕方、麻酔から覚めたまいるを迎えに行くと元気にワンワンて吠えてたよ。
まいる、またまたがんばったね。
なが~い なが~い経緯になってしまいした。すみません。
1回の手術で安心していた私達にまいるがまだ生きたいよって教えてくれたんだね。
フィラリア吊り上げ手術のことをブログに載せてくださって方、ありがとうございました。
2度にわたる危険な手術をしてくださった先生方、スタッフの方々、ありがとうございました。
でもこれってフィラリアの予防薬さえ飲ませてくれてれば・・・・ なんだよね
我が家の夕ご飯はもちろんそうめんだよ なんか似てるよね

